| 頑張れ巨人軍!
私は、小さいころから巨人の大ファンだ!
特にV9時代のドラマが今でも鮮明によみがえる。
当時の川上監督ほど、日本の野球界で、プレーヤーとしても監督としても、栄光につつまれた人はいないと思っている・・。
川上氏が、巨人軍の監督を引退して、約一年後に、あるセミナーで生の声を聞いたことがある。
川上氏は、船宿をしていた裕福な家に生まれたそうだが、小学校のころ、そんな裕福な家も没落し、大きな屋敷も土蔵も全部人の手に渡ってしまったそうだ。
川上少年は、どうして昨日まで住んでいた家に入っていけないのか理解できなかったそうだが、村の人々が、日に日に冷たくなっていくことだけは肌で感じたという・・。
「坊ちゃん!野球をしようよ!」という村の仲間たちの声も全然かからなくなり、野球が三度のメシより好きな川上少年は、どうしても中学に進学して、中等学校野球大会に出場して活躍したいと思いつめていたが、家の没落によって掘っ立て小屋に移り住み、中学どころの騒ぎではなくなってしまったという。
しかし、川上少年は、「大きくなったら家を元どおりにしてみせる!野球は捨てられない!野球一筋で頑張るんだ!」と、自分ひとりで決めた決意を、何度も何度も自分自身に言い聞かせたそうだ。
熊本工業で野球に打ち込んだ川上少年は、卒業すると、わき目も振らずに巨人軍に入団し、二年目から伝統ある巨人軍の四番バッターとして野球人生を築き上げてきた・・。
この話を思い出すたびに胸が熱くなってくる・・。
川上氏は、現役時代、監督時代、そして引退後も、色紙をたのまれると「一打入魂」と書いている。
川上氏、いや川上少年の不屈の闘志に学ぶべきものは少なくないと思いつつ・・。
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