| 栃木県岩舟町にある「高平寺」というお寺の副住職をしている友人がいる。
いつだったか、その副住職と、杯を酌み交わしながら仏教行事について学ばせていただいたことがある。
私は、毎月、墓参りをさせていただいているが、過日、息子に「お彼岸の意味は?」と問われ・・、副住職の言葉を思い出して私なりに説明したつもりだが・・。
来月には、お彼岸を迎えるが、この春と秋のお彼岸は、お盆に次ぐ大切な仏教行事といえる・・。
どちらのお彼岸も、「春分の日」と「秋分の日」の祝日にあたるので、家族そろって墓参りにでかける人も多いと思う。
お彼岸というのは、厳密には1週間で、「「春分の日」と「秋分の日」をお彼岸の中日といい、この日をはさんで前後3日間ずつの7日間であることはいうまでもないが、では、なぜ、お彼岸に墓参りをするのかというと、そこには古来の自然信仰が深く結びついており、そもそも「彼岸」は、向こう岸のことをいい、仏教界でいう「あの世」のことを意味し、そして「あの世」=「極楽浄土」は、日の沈む西の彼方にあるそうだ。
その彼岸の中日になる「春分の日」と「秋分の日」は、年に2回、太陽が真東から昇り真西に沈む日である。
真西に沈む夕日に礼拝し、はるか彼方にある極楽浄土のご先祖を偲ぶようにふさわしい日なのだという。
仏教の教えでは、この世は煩悩が渦巻く四苦八苦の世界で、あの世はそうした苦悩とは無縁の世界・・。
ゆえに、「お彼岸は、日々の悩みや苦しみに埋没してしまわないよう、極楽浄土に思いをはせ、先祖から続く命の尊さを再認識するために、半年に1度のいい機会」と語っていたのを思い出した次第・・。合掌
みかも山「高平寺」 http://www.kouheiji.jp/
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